
平泉町は、岩手県県南部に位置する町。この町では2011年度の世界文化遺産登録に向けた取り組みが行われ、2011年6月26日(日本時間)に3年越しの悲願だった「世界文化遺産」への登録が実現しました。
かつて平泉地域を納めた奥州藤原氏の始祖である藤原清衡は、その人生の中で幾度となく戦火にまみれ、多くのものを失ってきました。清衡は自身の経験から、戦争のない理想郷を作ることを目指します。それは「戦争のない平和な世界」。浄土思想に基づき、現生における極楽浄土を再現することを目的とした町づくりがなされていきました。清衡が建立した中尊寺金色堂は全面が金箔で覆われた壮麗な建物。マルコ・ポーロが著書東方見聞録の中で、日本を“黄金の国ジパング”と紹介するきっかけとなりました。
清衡の思い描いた理想は二代・基衡、三代・秀衡へと受け継がれていきます。基衡は毛越寺の造営に着手し、秀衡の代に完成。さらに秀衡は、無量光院、加羅御所、平泉館と政治の中枢を担う建造物を作り上げていきました。約800年以上も前に、藤原氏が築き上げた「戦争のない平和な世界」は、先の時代を見据えたものであり、21世紀に生きる私たちが目指す理想の姿とも言えます。今なお岩手県に残る理想郷の面影を、ご自身の目でご覧ください。たくさんの方々が訪れることをお待ちしております。
牛若丸の名前で知られる源義経も、奥州藤原氏と深い関係にあります。三代藤原秀衡は義経をかわいがり、有事の際には義経を総大将に立てて、源頼朝と戦うことを遺言に残しました。この遺言は守られずに、泰衡は義経を自害に追い込みます。源頼朝は平泉へと攻め入り、1189年、奥州藤原氏は滅亡しました。
ホテル志戸平では、平泉の世界文化遺産登録を記念して特別平泉御膳をご用意!!
1日20食限定の特別御膳となります。