経営理念【ホテル志戸平】

経営理念

この経営理念は、志戸平温泉株式会社とそのグループの社員として基本的に身に付けてもらいたい心構えや考え方をまとめたものです。
「やれているか」どうかではなく、「やろうとしているか」どうかということが大切になります。
ここに書かれていることを理解し、実行しようとする社員とともに、会社経営に取り組んで行こうと思います。

志戸平温泉株式会社   代表取締役   久保田 浩基

            

会社理念

  1. わが社は「ありがとう経営(経営フィロソフィー10 - ①)」でお客様を幸わせにし、より良い社会づくりに貢献することを誓います。
  1. わが社は、「元氣提供産業(経営フィロソフィー10 - ②)」であり、「満足と感動を提供する(経営フィロソフィー10 - ③)」ことで、「お客様を創造(経営フィロソフィー10 - ④)」し続けます。
  1. わが社は、「社員一人ひとりが情熱(経営フィロソフィー10 - ⑤)」と、「創意工夫をもって仕事(経営フィロソフィー10 - ⑥)」に取り組んでいる社員集団を目指します。

社員理念

  1. 私たちは、「お客様に『喜ばれる』『喜ばす』(経営フィロソフィー10 - ⑦)」ことが仕事をする喜びであると考え明るい笑顔で行動します。
  1. 私たちは、「『利他の心』を大切にし(経営フィロソフィー10 - ⑧)」皆んなで幸わせの人生を創造します。
  1. 私たちは、「一所懸命に仕事をする(経営フィロソフィー10 - ⑨)」ことで「自分自身の成長(経営フィロソフィー10 - ⑩)」と会社の発展に貢献していきます。

経営フィロソフィー10

① 「ありがとう経営」を目指す

人として一番大切な心は、「感謝すること」です。両親や先祖への感謝、同僚や友人への感謝、そして「生かされている」ことへの感謝です。それを、ことばにした時に「ありがとう」ということになります。

家庭でも、仲間同志でも「ありがとう」を素直に言える人たちが、お客様にも心地よさとして伝わり、「温泉もいいけど、あなたたちはもっといいね」と言われることでしょう。
そして、明るく元氣な行動と「明・元・素ことば」を意識的に数多く使うことが大切です。特に「ありがとう」は、いっぱいいっぱい使いましょう。

*[明・元・素ことば]
うれしい、楽しい、できる、まだ若い、やってみよう、がんばろう、お元氣さま、ありがとう…など。

② 元氣提供産業である

会社としての目的や存在意義は、その商いを通じて何を売って行くのか、お客様にどう役に立っていくかを明確にすることです。

そこで、私たちの会社は温泉旅館(ホテル)という商売を通じてお客様に活力と元氣を提供する事が出来たら、素晴らしいことだと考えたいのです。「お客様を元氣いっぱいにして帰したい」「楽しい・うれしい氣分で出発してもらおう」と思って行動することなのです。つまり、お客様に元氣を提供して行く産業でありたいということです。そして、そのためには、私達が元氣のある集団(社員)でなければ出来ないことです。

元氣で明るい挨拶が氣持ちを伝えるコミュニケーションの第一歩として心がけていきましょう。

③ 満足と感動を提供する

「満足」とは、期待以上のサービスやもてなしを受けた時に感じるもので、「感動」は、期待していなかったのに受けたサービスやもてなしのことです。

「サプライズ」は、お客様から「そこまでやるの?」と思ってもらうため演出なのです。
そして、お客様の満足や感動の大きさが、お客様を増やし繁昌していくことになるのです。どんな時代でも人は嬉しいことや楽しいことを体験したいものです。ですから、私たちのライバルは、ディズニーランドかもしれません。

「うれしい」「楽しい」「すてき」「わっ、すごい!」とかいうワクワク感が提供できる商品(料理・施設・サービス)をつくっていき、お客様からたくさんの「ありがとう」を言っていただけるようにしましょう。

④ お客様を創造する

お客様の種類には、二つしかありません。
新規客とリピーター客(紹介客を含む)です。新規客だけで、お客様を増やしていくことは、ザルに水をためるようなものです。そこで、大切なのがリピーターのお客様です。

新規のお客様を獲得するための経費は、リピーターのお客様の7倍から10倍の経費がかかるとも言われています。ですから、お客様に何度も何度も利用していただくことが大切で、そのためには、施設(ハード)のよさだけではなく、社員一人一人の人間性(ハート)がより大事になります。

それが「ハードよりハート」ということです。お客様から「また来るよ」「友だちや皆んなにもすすめておくから」とか言われたら、しめたものです。お客様に何度も来ていただく為の行動や工夫をしていきましょう。

⑤ 社員一人ひとりが情熱をもつ

仕事の成果は、能力と情熱の掛け算ですが、人間には能力的差があることは事実です。しかし、情熱ややる氣というものは、だれもが持てるものです。

また、楽な仕事というものは、本来ありません。今、やっている仕事の中に楽しさを見つけることです。仕事を楽しむ原点は「使命感」です。「この仕事は自分でなければ、できないんだ。」という思いが、情熱ややる氣のもとになるのです。

能力は10でもやる氣が5しかなければ、50の成果にしかなりませんが、能力は5でもやる氣が20あれば100の成果が得られるのです。
「自分がやらねば誰がやる!」の氣概をもって仕事をしましょう。

⑥ 創意工夫をもって仕事する

経営の本質は、お客様に役に立つことものを一所懸命つくって、それを社員みんなで売り、そして、できるだけ経費をかけない努力をすることです。これは、全社員で取り組んでいかなければならないことで、「経営は自分には関係ない」といえる社員はいません。

また、すべての仕事や作業には目的があります。「何のためにやっている仕事なのか?」「何でやらなければならない作業か?」という目的を明確にすることから「もっとよい方法はないだろうか?」という考えが生まれます。

それが創意工夫の始まりとなります。「もっとお客様に喜ばれることはないか」「もっと経費をかけないで、やれる方法はないか」などを毎日毎日考え、時には改善の提案をしましょう。

⑦ お客様に喜ばれる・喜ばす

仕事をする大きな目的は、「お客様に喜ばれること」をすることです。どんな商売もお客様から喜ばれない商売は長続きしません。

また、「よかったよ」「おいしかったよ」「うれしかったよ」とお客様から言われた時の喜びは、何ものにも替えがたいやりがいであり、仕事の楽しさにもなると思います。つまり、お客様から「ありがとう」といっぱい言っていただけるサービスを目指しましょうということです。

お客様を喜ばせたり、楽しませたりすることは、“お客様のため”というだけでなく自分の仕事を楽しくし、人生を幸わせにしていくためでもあります。

もちろん、やろうとしても出来ないこと、無理なこともたくさんあると思いますが、「だれよりもお客様を喜ばせたい」という思い(・・)だけは持ち続けましょう。

⑧ 「利他の心」を大切にする

「利他」の反対は「利己」です。自分さえよければいいという考え方です。しかし、この考え方は、会社内でも人生もうまくいきません。周りの人の立場や利益も考え、行動することが大切です。

「自分が正しい、相手が悪い、間違っている。」という考え方が、いさかい(・・・・)やもめ(・・)ごと(・・)の原因となる時が多々あります。そして、いざとなると「皆のために」という考え方がエネルギーも出るし、頑張ることも出来るものです。

会社内では「仲間のためにつくす」という姿勢が大切で、「あの人のために何が出来るのか?」「どのようにしたら、まわりの役に立てるのか?」ということを常に考えながら行動しましょう。

⑨ 一所懸命に仕事する

どんな仕事でも卑しい仕事というものはありません。誰かがやなければならないからその仕事があるのです。仕事でも人生でも表に立って目立つ人もいるけれども、裏で支える人もいるから成り立つのです。

与えられた仕事・役割を精一杯努めることが尊く立派なことなのです。「この仕事は私でなければ出来ないんだ!」と胸を張って働きましょう。

また、一所懸命の仕事の中では4Sを確実に行うことも大切です。

古い施設や設備であればこそ、きれいにすることが大切になります。

「清潔にする」=衛生的にすること、不潔感を出さないこと。

「清掃する」=イメージとしては、ピカピカにすること。

「整理する」=不要なものを捨てること。

「整頓する」=決められた場所にきちんと置くこと。

以上の4Sをしっかり行って、お客様にとっても社員にとっても「心地よい空間」として旅館を作り上げていきましょう。

⑩ 自分自身が成長する

いまの日本は、明治維新の変革、終戦後の混乱以来の第三の変革期を迎えています。私たちの業界も、団体客から個人・小グループ客へと大きく変わっている中にいます。

仕事をする目的の一つは、「自分自身の成長のため」ということがあります。「よいサービスをしよう」「もっといい仕事をしよう」という思いが、人間として成長していく源となるのです。

そして、今まで出来なかった仕事や、出来ないと思っていたことが「出来る」ようになることが成長です。それが、会社の発展にもつながっていくことになるのです。

仕事をしていく中では、うまくいかないことや氣持ちの上で壁にぶつかったり、困難に直面することが必ずあるものです。しかし、そういう時こそ、自分自身が成長するチャンスの時でもあります。人はそれを乗り越えて成長していくのです。

また、どんな商売でも、お客様からのクレームや苦情はあるものです。問題は、そのクレームや苦情に誠意をもって対応できたかどうかです。誠意ある行動こそが自分自身を成長させることと自覚しましょう。